鍼灸院・整骨院

現状はスケルトンではありましたが、
不動産オーナーのご協力もあり必要最低限の工事内容となるように計画が進みました。
青をふんだんに取り入れた内外装は「一目で整骨院だと分かるように」という
ご要望から生まれたものでした。
現状の時点で床が30�p程高くコンクリートで打設されていることがデメリットでした。
本来であれば、車椅子でも通行できるスロープは1/15勾配と基準があるのですが、
そうしますと30�pあげるのに4.5ｍも要してしまうのです。
解決策を出し合った結果、
階段よりかは急勾配であったとしてもスロープであればご老人の方々でも
シルバーカーを押して上り下りが可能であるという事が判りました。
テナントにはメリットがあれば必ずデメリットもあります。
現場調査の時点で双方に着眼し、
計画を重ねることで解決策を導き出した良い作品となりました。

大津市の北西にある堅田駅から徒歩３分、琵琶湖西に治療所が誕生しました。
２階部分ではありましたが、視認性の良さからテナントを決められたようです。
確かに目の前には大型商業施設があり、人目に付きやすい好立地でした。
駐車場側に看板を新たに造作し、より一層視認性を向上することが出来ました。
「明るくて清潔感のあるように」という内装の要望には、
地上部から見える天井部に敢えて裸電球を使い、光の演出を計りました。
待合スペースを広く確保し、居心地が良くなるような空間造りを心掛けてみました。

狭小・変形・建築年数の経過など
取り上げられる課題は沢山ありましたが
どうにかこの場所で開業したいという強い想いを伝えて頂きました。
以前の散髪屋さんが立ち退いて約２年も空いた状態でしたが、
大きなテントを活かしたモデルチェンジを計ってみました。

院の看板代わりとなる緑のテントは視認性を高めるだけでなく、
交差点に良い風をもたらしてくれるかのようなパワーまで感じます。

コンビニ跡のテナントで床面積も比較的広い場所ではありましたが、
計画期間は短く、２か月で引き渡しにまで至りました。
先生の趣旨が既に固まっていた事と、
思い切りの良さが判断を早くし短時間で開業が出来たのではないかと思います。

工事の内容は現状がスケルトンであったために
造作から設備工事まで、全ての業種が必要となりました。

目玉となっているのは中央にある観葉植物です。
現場では「中庭」と呼んでいましたが、
入口から一歩中に入ると目に飛び込んでくるその中庭は
治療所内の空気の源となっております。
トラックが行き交う国道沿いの立地でも、
そこは快適なひとときを過ごせる治療所となりました。

鍼灸整骨院開業を検討し、ﾃﾅﾝﾄ模索中にお会いさせていただきました。
数件の検討物件がありましたが最終的に現在の場所に決定。
ただﾃﾞﾒﾘｯﾄとしてﾄｲﾚの位置、障害になるであろう間仕切り、玄関入口部分の段差などがありましたね。

調査をする中で構造物でない壁は撤去したり手すりを設けることにより利用者さんに対する思いやりを注入。
建物は人命を守ることが最大の主観であります。ですから出来ることと出来ないことはしっかり理解した上で、そこに勤めるｽﾀｯﾌ・利用者のｽﾄﾚｽを取り除くことが重要となってきます。
もちろん、設備類（水道設備）に於いても移設可能か否かの判断も重要事項です。

ｲﾝﾃﾘｱに関しては「北欧系のｲﾒｰｼﾞでゆったり落ち着いた空間で施術を受けてもらいたい。その中でも清潔感と機能性を」という要望にも谷口院長ご夫妻の協力もあり満足度100％と言っていただけました。

計画から完成までに思い描くことはたくさんありますが、最初から完成したｲﾒｰｼﾞが出来ることは難しいことですね。私たちもたくさんお話しをさせていただきよりﾍﾞｽﾄな提案ができればと日々感じています。

谷口先生、奥さん、色々なお話しを聞かせて頂きありがとうございました。
お友達から頂いたｵﾘｼﾞﾅﾙ置き時計は素晴らしいです！
そんなお友達がおられる谷口先生ご夫妻の人間味が尚素敵に思いました。

「和風の治療院を作りたいです」とのご依頼に短い計画期間ではありましたが、
可能な限り応えさせて頂きました。
インテリアにもこだわりを持たれている内田先生の空間センスは抜群です。
ＯＰＥＮ時には非常に落ち着いた空間となっており、
大変勉強になりました。
有難う御座いました。

４０センチ程の段差を解消するためのスロープの工作は、
ゆとりのある広いテナントであるからこそ実現できました。
屋内での段差解消はどうしても急勾配になってしまいます。
現場でのシュミレーションを何度も行い、可能な範囲で工作しました。

開放感のある玄関と待合は広く明るく快適で、
ベッドスペースへ向かうにつれて照度を控えるようにし、
ゆったりとした空気感を演出しました。

過去の施行例の中でも最少の治療院が出来ました。
その大きさも、なんと25�u!!約８坪という狭小治療院です。
狭さ故に、大胆にもベッドは２床のみ!!!
しかし、
トイレなどの水廻りを改善した上に待合、カウンター、バックヤード
おまけにキッズスペースまで完備できました。

完成してみても、なんとも落ち着く治療所が出来ました。
２ベッドであっても、主旨さえまとまっていれば全く問題ない!!!

２ベッドの可能性を考えさせて頂きました。

既に開院されてちょうど10年の節目。
荒木院長の「とにかく受付が使いにくい、それと当時何も考えてなく作った治療所なんで殺風景。今までの患者さん、これから来院してもらう患者さんのためにも少し考えてほしい！」とのお話しから･･･。

早速、今の現状・環境・そしてこれから院長が考えられている治療方針などをお聞きし、また医療機器の性能・効果・施術方法なども検討して計画がｽﾀｰﾄ。
当初はﾌﾟﾁﾘﾌｫｰﾑのｲﾒｰｼﾞだったのですがｺﾝｾﾌﾟﾄなどの打ち合わせを何度も繰り返していく中で思い切った決断へと･･･。
【保険治療・自費治療を明確にする】これが大きな焦点となり、大規模なﾘﾉﾍﾞｰｼｮﾝ計画となりました。

治療院は1か月休診。医療機器の移設から始まり、解体・造作・内装仕上げ・看板のﾘﾆｭｱﾙを進めていきました。

今回のﾘﾆｭｱﾙ工事は今後、整骨院が担っていく上でも大変良い内容だと実感いたしました。
予約制・自費治療・保険治療すべてに於いて以前とは大きく違いが見え患者さんに対する内容も好評だそうです。すでに新しいﾆｰｽﾞの利用者さんが急増しているそうです。

1か月の休診を決断された荒木先生。そして当社にその重要課題を与えてくれたことに深く感謝いたします。

荒木先生。また10年後ﾘﾆｭｱﾙご提案させてください！その時にまた治療談義聞かせて下さい！

佐々木先生は既に10年来自費治療として指圧治療院をされていました。
今回、大きなﾃﾅﾝﾄに移り新たなｽﾀｰﾄを切りだしたのは、佐々木先生の想いがあります。
遠方からわざわざ来られる患者さんが多い中、ゆったりと治療をしたい。と

ｺﾝｾﾌﾟﾄ･･･自費治療と保険治療の併用。そして明確な治療ｽﾀｲﾙ。を作り出す。
患者さん個々の疾患に真剣な気持ちで治療をしていきたい。という思いが強いので
このﾃｰﾏをあえて強調されたのでしょう。
これは、柔道整復師のｽﾀｯﾌさんにもすごく良い影響が見られます。
理解し技術力向上の意思が私にも見て取れます。
それが、患者さんにも伝わるのでしょう。
当医院は、新患さん以外は完全予約制で行っております。
それも患者さんに対する心がけなのでしょうね。
佐々木先生は「予約をしてその時間に来院してくれる。色々な時間を割いて。それだけ、身体の事を大切に思っているのだから、こちらもﾍﾞｽﾄを尽くさなければ申し訳ない。」と。

これからの医療業界。自費と保険の併用。大変勉強になるお仕事でした。

PS：興味のある方は見学OKだそうなので、一度行かれてみては。
　　その際は、一度エーワールド浅野までご連絡ください。

一言に好立地とは言えない路地を入った位置となっておりますが、
商店街と小学校との間に位置するこちら物件は、どこからか活気が感じらる物件でありました。

実際に工事が始まると子供たちは気さくに話かけてくれたり、
主婦の方やご年配の方々も行き交う好立地だったんです。

物件探しは大変苦労しますが、大通りに面した物件にこだわる事もないのだなと勉強させて頂きました。
物件探しも時には、車を降りて自転車などで街の空気を感じながらされるのも良いかもしれませんね。

大阪から車で約２時間。
三重県の名張市で開業のお手伝いをさせて頂きました。

大阪から往復４時間の現場でもエーワールドのメンバーは
喜んで現場に足を運んでいました。
それは、空気が美味しいからです!!

最近になって、地方での開業をお考えの先生方が増えてきているようにも感じます。
こちらの先生も、住宅兼治療所を検討されなんと中古物件を購入!!!
新しい生活、また新しい人生のお手伝いをさせて頂ける事が本当に嬉しく思います。